自分に自信が持てなくて困っている

「自分に自信を持っている女性ってすごく輝いて見える……」
「私も自信を持ってキラキラ輝いていたい……」
「生まれつき根が明るい人っていいな……」
自分に自信のある女性って雰囲気やオーラから自然に滲み出ているものですよね。
そんな女性に憧れても、人間ってそう簡単に自分に自信を持てるものではありません。
「どうしたら自分に自信を持てるようになるんだろう?」
そうお悩みの方に自分に自信をつけるポイントをご紹介します。
①鏡に映る自分を見つめて肯定的な言葉をかける

“自分に「かわいい」と言い続けたら本当に周りから「かわいい」と言われるようになった”
という話を聞いたことがありませんか?
「かわいいって言うだけでかわいくなれる訳ないじゃん」と思うのは当たり前だと思います。
ですが、この方法を試した多くの人が実際に効果を実感しているのです。
人は産まれてから大人になるまで、日々の中で無意識に自己暗示をかけ(られて)ていることがあります。
例えば自分の両親に「お前はブスだ」と言われ続けて育った子どもは、
「私はブスなんだ……」と思い込み「自分がブスだ」という殻の中に閉じこもったまま成長します。
そのような人は、たとえ他人から褒められても信じることができず卑屈になってしまいます。
反対に「かわいいね」「良い子だね」と言われ続けて育った子どもは
「自分が尊い存在である」ことを認識し、高い自己肯定感を持ち生きていくことができます。
もちろん他人から言われた褒め言葉も素直に受け止めることができます。
そう考えると、自己暗示が重要であることに気付きますよね。
自己暗示が重要だと気付いたあなた、もう答えは分かっているのではないでしょうか?
そう、自分で自己暗示をかけてあげればいいのです。
鏡に映る自分の顔を見つめながら、自分に肯定的な言葉を毎日10回投げかけてみましょう。
「今日も変わらずかわいいね」「素敵な顔をしているね」「なんて魅力的なんだろう」……
など、肯定的であればかける言葉はなんでも構いません。
自分に自信が持てない要因がはっきりしている場合は、そこを褒めてあげるとより効果的でしょう。
鏡に映る自分を見て本当はどう思っているか、なんてことは重要ではありません。
本当は自信を持てなくても、「よし、オッケー」や「うん、大丈夫!」と言い聞かせましょう。
慣れないうちは自分に自信が持てない人ほど「自分を褒める」ことが難しく感じると思います。
しかし、そこをグッと我慢して短くてもせめて一週間は続けてみませんか?
自分の大嫌いな部分も許せないところも、なんだかかわいく思えてくるかもしれません。
もちろん投げかける言葉は容姿以外の要素に対する褒め言葉でも構いません。
自分の性格が嫌い、何故だか分からないけど自信を持てない、という方は
「私はとても魅力的」「とても大切な存在」と話しかけましょう。
大切なのは言葉の中身より「褒める」という行為そのものです。
②身の回りを自分の好きなもので溢れるようにする

自分に自信が持てないあなたにも好きな洋服や家具、キャラクター、グッズなどがありますよね?
そういった自分の“好き”を身の回りに溢れるようにしましょう。
その理由を分かりやすい洋服の例で説明したいと思います。
●本当は好きな洋服のテイストを「自分は似合わない」と避けている人
●面倒くさがって適当な服ばかり選んで着ている人
●「安いから」だけの理由で服を買っている人
このような人たちは、この考え方が習慣化することによって
「自分には適当でかわいくない安い服が似合う」というメッセージが無意識下に刷り込まれます。
様々な理由で、本当に自分が似合う服を選ばずに妥協を続けていると自分の価値が下がってしまうのです。
少し話は変わりますが、服は自分をアピールするのにとても便利な道具です。
着たい服を着るということは、「ありのままの自分を認める」ということ。
いったん開き直ると、人は自分を受け止めるのが簡単になります。
「開き直る」=「ありのままの自分を認めて受け止める」なので自分への自信にもつながっていきます。
これは服以外でも同じ。
「自分の好きなものを好きだと認めること」「好きなものを身に付けること」
「好きなものを手に入れること」はすべて自分を「好き」と思うのと同じことです。
自分の「好き」が身の回りに溢れていることで、自分も好きだと思い込ませることができます。
③他人と比較することをやめる

自分に自信がないのは、無意識的に他人と自分を比べているからです。
比較対象よりも自分が劣っていると考えた時、人は自信を失くしネガティブ思考に陥ります。
それは、案にこの人が自分よりも優れているか優れていないかを判断しているということですよね。
それって他人にも自分に対してもとても失礼なことだと思いませんか?
これを読んでいるあなたも、いくら自分に自信がないからとはいえ
他人にそんな風に選別されていると知ったら悲しくて嫌な気持ちになりますよね。
金子みすゞの詩に「私と小鳥と鈴と」という詩があります。
お空はちっとも飛べないが
飛べる小鳥は私のように
地面を速く走れない私がからだをゆすっても
きれいな音は出ないけど
あの鳴る鈴は私のように
たくさんな唄は知らないよ
鈴と、小鳥と、それから私
みんなちがって、みんないい
この詩のように、人にはそれぞれの魅力があります。
たとえ性格に難点なところがあっても、容姿が綺麗でなくとも、苦手なことがあっても
「みんなちがってみんないい」のです。
仕方のないことで他人と自分を比較して落ち込んでしまいそうになったら、
その時間に自分の良いところや魅力を探してノートに書き込んでみましょう。
その方が何十倍も有意義な時間を過ごせますし、自分の自己肯定感も高まります。
自分の良いところを探そうとするとどうしてもネガティブになってしまうという方は、
まず他人と自分を比べることを一切しないように努力するのが良いですね。
たったそれだけで、徐々に前向きな気持ちになることができるでしょう。
④自分磨きをする

「容姿に自信がない」という方は、自分磨きをすることで効果的に自信を得ることが出来ます。
もちろん、どれだけ自分磨きを頑張ったところで憧れのとびきり美人になれる訳ではありません。
しかし、美容やコスメの研究をすることで、自分の美しさと魅力を最大限引き出すことが出来るのです。
実際、ここでいう「自分磨きをする」=「綺麗になる」ではありません。
突然ですが、長田安奈さんの「美容は自尊心の筋トレ」という本をご存知でしょうか?

この本には、「モテよう」とも「若返ろう」とも「綺麗になろう」とも書いてありません。
「みんな違ってみんな美しい」という素敵なメッセージが込められており、
世間が勝手に決めた美のスタンダードから抜け出し、自分を慈しめる本になっています。
日常を生きていると、つい「美人」や「かわいい人」と自分を比較して落ち込んだり、
「美人」とされる人に多い二重まぶたやスラッとした高い鼻に憧れたりしますよね。
ただ、よくよく考えてみるとその「美人」の基準は世間が勝手に決めたもの。
本当は誰しもが生きているだけで美しい存在であり、人が持っている魅力や美しさも人それぞれなのです。
そのため他人の魅力に憧れてばかりでは、本来の自分が持つ魅力はつぶれていくのみ。
自分の美しさに気付き、その美しさを引き出すために研究することで、
内から輝いている美しさを放つことができるのです。
上で紹介した長田さんの本は、美容を通じて心を健やかに保つために必要な考え方や発想など、
自分に自信を持つことに繋がるノウハウなどが記載されていますので、
つい自分の容姿を自虐してしまう人、自信が持てない人にはとてもおススメですよ。
人はすぐには変われない!焦らずゆっくり成長しましょう

色んな経験をして、たくさんの人と出会って、そんななかで作られてきた人間が自分。
「自分に自信を持ちたい」と思ってすぐに自信が持てるほど、人はそう簡単に変わることはできません。
ただ、様々な経験の積み重ねによっていまの自分が構成されているように、
「これからなりたい自分」のために行動していけば必ずなりたい自分になれるはず。
そのために上記でご紹介した3つのポイントを毎日意識して過ごしてみましょう。
自信に満ち溢れている女性はとても魅力的で輝いてみえますよ。
